ロ−カルニュ−ス

目次
1. 白浜のオオワシ若鳥
2. ホシガラスの見た海
3. 「すずめ」
4. 私の師は自然
5. こどものころ見た野鳥
6. 里山に抱かれて


〜〜〜 野鳥といっしょの暮らしの中で 〜〜〜
安房郡 菅沼勝子
私は房総半島の先端に近い三芳村の山の中に生活し、それこそ野鳥さん達の 生活ゾーンに住んでおります。
山といっても、最近話題の谷津を少し入った林の中に家が在り、屋敷の中にキジ、コジュケイ、山鳥、 フクロウ、サシバ、ホトトギス、カケス等々。


小鳥ならどこにも居る種類は勿論、沢山の種類の鳥の声を聞きながら生活しています。


冬、チャチャ---とやっているウグイスが美しい声で春を告げると、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、 ほおじろ等も始まり、ホトトギスは鳴きながら森を走り、季節が移って百舌が秋を告げると、トビ、サシバ等 大きな鳥の姿も見られ、特別バードウオッチングするでもなく、忙しい生活の中に、鳥のさえずりがBGMで、 畑仕事もこの上なく楽しいです。
私はほおじろが一番好き。あのさえずりの見事さ。


歌舞伎役者のような顔の隈どり、キオツケの姿勢で胸を張って空に向かって美しい細い高音で歌い続けるのです。
さえずりのバリエーションが見ごとで、私も合わせて心の中で歌うのですが、しばらく同じ調子で行くと、途中で" 変りマスヨ"いうふうにテンポを落としたかと思うと、全く異なったリズムで歌い始めます。
丁度、ベートーベンの「ピアノ協奏曲5番"皇帝"」の第三楽章の出だしの様に。
或いは、ロッシーニの"どろぼう カササギ"序曲のような美しいはずむメロディーだったり。
私はこんな風に、さえずりを音楽とか言葉に置き換えて鑑賞しています。
ここの環境は鳥だけでなく、昆虫も動物もよく見られます。
野うさぎ、いたち、たぬき、白鼻心等もいます、 昆虫も可愛いけれど、又自然界のおどろきのシーンもあちこちに。


ムカデがコオロギをムシャムシャ食べる姿やムカデを大きな家グモが咬み殺したり、カマキリが大きな蜂を咬み 殺したりです。


うちの猫が愛する鳥を見せにくる時は辛いです。
可哀想でたまらないけどこれが自然界の姿なのだと考える。
出来る限り助けて放してやる努力はするけれど、なかなかうまく行きません。


一度山鳥の幼鳥を助けて山に放して、飛んで行った時は感激でした。



私は自然界のすべての生き物と友達でいたいと思います。

  ヤツガシラ 
主人の菅沼弘夫が近所の三芳村
中区集会所で撮影。
1998年7月20日 朝6時頃



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