さ え ず り

過去データ
〜〜〜『ほおじろ』2003.07.巻頭言から〜〜〜

日本野鳥の会・千葉県支部から数件の行動提起

日本野鳥の会・千葉県支部

メカジキとキンメダイの水銀蓄積がとり沙汰される中で、地球環境は悪化の一途をたどる。身近に、何か出来ることはないか?

21世紀は「環境の世紀」と言われます。
地球環境問題が壊滅的な状況に近づいていることの証左でもあり、事実、国は「メカジキとキンメダイには水銀蓄積が多いから、 妊婦は摂取制限をするように」と警告を出しました。

日本野鳥の会は「自然保護団体」を自称し、野外活動をしています。身近にできる行動を模索しつつ、以下の行動提起をします。

三番瀬は、毎年青潮が発生する「世界でもまれな海域」となっています。青潮ウォチャーズを結成し、青潮の動向を把握しよう。

現在の三番瀬は、埋立や汚濁水排出など、人類の与えた環境負荷で、毎年青潮が発生する、世界でもまれな海域となっています。
夏夏場に青潮が起ると、無酸素水塊が浅瀬を覆い、一夜にして底生生物に壊滅的打撃を与え、その結果、冬場に飛来するスズガモの 群れに大きな影響を与えることは、昨冬の調査結果からも証明されています。
青潮は谷津干潟にも入って大きな
被害を引き起こす。
青潮で死んだマテガイ、シオフキ
などの軟体動物。
今年も、すでに青潮が数回発生
している。
二枚貝を捕食するスズガモ。
二枚貝の斃死はスズガモ個体群を脅かす。
青潮で死んだタマシキゴカイ。 青潮で死んだアカエイ。
この夏、青潮の発生状況把握のために、 青潮ウォチャーズを組織して、千葉市から浦安市までの間で、青潮の動向を把握したいと思います。
問合せは、 日本野鳥の会千葉県支部までお願い致します。
フットワークの軽い方ご参加ください。

鳥類生息調査法の講習会を開きます。ご参加ください。

野鳥の生息環境を守るためには、我々が科学データを蓄積する必要があります。
支部では、幹事のレベルアップのために、 鳥類調査の専門家を講師に、鳥類生息調査法の講習会を実施します。
会員の皆さんにも、講習会参加を呼びかけます。
室内講習は、8月30日夜、船橋市中央公民館で、野外実習は31日です。
ラインセンサス法を中心に、基本的な調査技術取得が目的で、誰でも無理なくご参加いただけます。
葛西沖のスズガモ個体群を調査する。 盤洲での鳥類生息状況調査。

お知り合いを野鳥の会にお誘いください。

日本野鳥の会の強みは、会員数の多いことですが、近年、景気後退、会員年齢の高齢化の影響からか、会員数が若干減少 しています。
「宇宙船地球号」を守り、鳥類の生息環境を保全するためには、自然に関心のある人々を増やすことが大切です。 ご協力ください。
神竜丸での三番瀬クルーズ。 印旛沼北部調整池の探鳥会。
多数の会員が、保護活動を支えてくれる。

谷津干潟ぶらっと自然教室を計画中。

昨年度に引き続き、習志野市と共催で、谷津干潟ぶらっと自然教室を、9月から来年2月まで企画しています。
千葉県の抱える難問=東京湾の問題をテーマに、日本のトップレベルの講師をお招きして、勉強したいと思います。 詳細は後日発表します。

世界のトップレベルの鳥類保護組織のホームページを覗いてみよう。

地球環境問題は、日本だけでは解決できない問題ばかりです。
鳥類保護のために、世界ではどんな活動がされているのでしょうか?

今月は、イギリスの保護組織のHPをご紹介します。
我々も、すぐに参加できるプロジェクトがたくさんあります。
ご覧下さい。


BirdLife International は、国際組織です。

http://www.birdlife.org.uk/


RSPB は、イギリスの老舗保護組織です。

http://www.rspb.org.uk/