さ え ず り

過去データ
〜〜〜『ほおじろ』2003.09.巻頭言から〜〜〜

谷津干潟ぶらっと自然講座を開講します
知人・友人をお誘いの上多数ご参加ください。

日本野鳥の会・千葉県支部

青潮ウォチャーズの活動から。


この夏、日本は冷夏です。ヨーロッパの熱波、北米の洪水と関連した現象で、地球環境は悪化の一途をたどっているのでしょう。

東京湾奥部では、環境負荷が原因で、青潮が起こりやすく、今夏も複数回発生しています。

千葉県支部では、青潮ウォチャーズを組織し、青潮の発生プロセス解明に取組み、8月17日には、千葉港から、市川市塩浜に至る多くの地点で、青潮発生を確認し、青潮とは、実に多様なプロセスで発生することを把握しました。
8月17日千葉港以内で発生した青潮。
硫化水素臭が漂う。




8月17日、三番瀬市川側、塩浜沖で発生した青潮。

酸欠のため、魚類の鼻上げがあるため、捕食しようとさっそくウミネコが集まる。

この青潮とウミネコの群れは、翌18日まで観察された。





8月17日の青潮は、当日の三番瀬船橋市側でも見られた。

貝殻島地先では、二枚貝類の斃死が見られた。

谷津干潟ぶらっと自然講座を開講します。

千葉県支部では、昨年に引き続き、習志野市と共催で、市民対象の公開自然講座を開催します。

会場は、習志野市自然観察センター内レクチャールーム、第1回=9月28日、第2回=10月26日、第3回=11月23日、第4回=1月25日、第5回=2月22日で、支部谷津干潟定例探鳥会終了後の、14時から15時45分までの時間帯です。


東京湾を取り巻く環境問題を総合的に解明すべく、「人と鳥と東京湾の未来」という統一テーマで、以下5回の講演内容です。

講義の内容の紹介。



第1回=黒い鳥との共生―カワウとカラス 
 講師=金井裕氏(日本野鳥の会主任研究員)が、カワウ、カラスとの共生の道を模索。


市川市塩浜沖のカワウの群れ。
千葉県内でも、内水面漁業での食害が指摘されることもあるが・・・。


第2回=湿地再生の可能性の現在
 講師=桑江朝比呂氏(港湾空港技術研究所)が、国内各地の、湿地再生の最新状況を解説。


港湾空港技術研究所の水槽実験で、自然発生した生物。
コアマモ、ブドウガイなどが見える。


第3回=盤洲・富津の鳥相と自然環境
 講師=田村満氏(千葉県支部幹事・盤洲調査隊隊長)が、盤洲・富津の自然環境を解説。


盤洲に結集したコアジサシ。盤洲調査隊の活動から。
第4回=アマモ場の働きと再生の最新技術
 講師=森田健二氏(浅海域緑化技術開発グループ幹事)が、全国各地の状況を解説。
アマモの花枝から、種子をとるために大きな水槽で熟成させる。
NPO三番瀬の活動をお手伝いした。
森田さんの指導で、たくさんのアマモ種子が採れ、現在低温管理されている。
第5回=対談・東京湾湿地再生の現実と展望
小埜尾精一氏(三番瀬研究会代表)と志村英雄支部長が、東京湾湿地再生の現実と展望を熱烈に対談。
三番瀬アマモ移植後のモニタリング調査。
マスコミ取材も多い。この日は同行し現場
を見学した。
富津岬のアマモ場は、海の森で、さまざまな生物が生息する。
われわれは、三番瀬にかつてあったアマモの森を復活させ、三番瀬を青潮に強い海にしたい。
その結果、スズガモの安定した個体群が戻ってくるだろう。

運営ボランティアを募集中です。

この谷津干潟ぶらっと自然講座の運営をお手伝いいただけるボランティアを募集中です。日本野鳥の会 千葉県支部までご連絡お願い致します。