さ え ず り


過去データ
〜〜〜『ほおじろ』2013.6.巻頭言から〜〜〜
鳥を虐めない鳥見を
地元に迷惑をかけない鳥見を
日本野鳥の会・千葉県支部
鳥の数は減っているのに、鳥を虐める行為が目立ちます
近年、野鳥の周りに、観察者、撮影者が増えていますが、観察、撮影のマナーの低下は目を覆うものがあります。


その結果、鳥たちを虐め、地元の生産者、生活者や、地元で保護活動をする人たちに迷惑をかける事例が増えています。


一方で、野鳥の生息環境は悪化の一途をたどり、普通種も個体数を激減させています。


鳥を虐め、地元に迷惑をかけるのは、野鳥の会の会員以外の方の場合もありますが、残念ながら、野鳥の会の会員も、自覚なしに同様の行為におよぶことがあると思われます。


おりしも野鳥の繁殖期です。
観察、撮影、情報管理について考えてみましょう。
野鳥の会だから珍鳥を見ない
日本野鳥の会千葉県支部の初代支部長は、日本野鳥の会本部の監事でもあった、高橋敏夫さんでした。


支部創設2年目の銚子港探鳥会のことを思い出します。


当時は宿泊探鳥会でしたが、銚子市内の谷地田にコウノトリが2羽越冬しているとマスコミ報道があり、参加者から「コウノトリを見に行きたい」という強い要望があり、担当幹事が困っていると、高橋支部長が
「野鳥の会だからこそ見ない、ということだってあるのではないか」という話をされたことを思い出します。
鳥を虐めない、地元に迷惑をかけない鳥見を心がけよう
現代の鳥見では、「鳥を見る権利がある、情報を発信する権利がある」という権利意識が強すぎるような気がします。


例えば、三脚を伸ばさずに低い位置から鳥を見たり、ブログでの情報発信をリアルタイムでしないなどの配慮をすれば、鳥に与えるストレスが少なくなります。少しだけ遠慮しながら鳥を見ることを考えてみませんか? 


野鳥の会だから、誰でもできる配慮のような気がします。