ほおじろの声

ほおじろ巻頭言 2025年2月号

新湾岸道路計画が動き始めた
皆さんのご意見をアンケートで示そう

日本野鳥の会千葉県・幹事会

第2湾岸道路計画中断の経緯

 現在の湾岸道路の内側に「第2 湾岸道路」を通すという計画が20 世紀にあり,船橋市高瀬町から浦安市入船と日の出の境界に向け,1970 年代に,三番瀬の両岸に広い道路が建設されました。
 川口順子環境大臣が現地を視察し(三番瀬フォーラムの小埜尾精一事務局長と,本会の志村が現地を案内),環境保全の意向を示し,堂本暁子新知事が三番瀬埋立ての白紙撤回を表明。
 三番瀬の環境保全の議論が進む中,海を越えるのにトンネルか橋梁かの議論があり,本会では,橋梁では三番瀬と谷津干潟(ラムサールサイト)を日々移動するシギ・チドリ類の飛行を 阻害するというデータを示し,橋梁計画に反対。国は,経費のかかるトンネル工法が無理であることから計画が中断されました ●新湾岸道路計画に意見を表明しよう 今回、国と千葉県と各自治体が名前を連ね、「新湾岸道路プロジェト」を開始。起点は外環高谷JCT、終点は蘇我ICと市原IC。三番瀬周辺、千葉港口、養老河口、養老川沿いで、海を渡り、川の上を通ります。「三番瀬等の貴重な自然資源」に「予め十分な配慮が必要」としつつ、住民の意見を求めてアンケートを開始しました。 本会では環境保全、野鳥保護の立場から見解を示し続けますが、会員の皆さんも、市民の立場から意見を表明してください(締切=2月28日)。

新湾岸道路計画に意見を表明しよう

 今回、国と千葉県と各自治体が名前を連ね、「新湾岸道路プロジェト」を開始。起点は外環高谷JCT、終点は蘇我ICと市原IC。三番瀬周辺、千葉港口、養老河口、養老川沿いで、 海を渡り、川の上を通ります。「三番瀬等の貴重な自然資源」に「予め十分な配慮が必要」としつつ、住民の意見を求めてアンケートを開始しました。
 本会では環境保全、野鳥保護の立場から見解を示し続けますが、会員の皆さんも、市民の立場から意見を表明してください(締切=2月28日)。 2502 新湾岸道路ポータルサイト